あおきです。
「写真をタップするだけで稼げる」というキャッチコピーでSNS広告を展開する株式会社プロモーションの副業「トレンド(TREND)」。スマホ一台でスキマ時間に収益化できると謳っていますが、その実態は広告の印象とは大きく異なります。
本記事では、潜入調査と法人登記情報の分析に基づき、トレンドの仕事内容、隠された費用、そして運営会社の不透明な正体を徹底検証します。副業選びで後悔したくない方は、最後まで必ず目を通してください。
特定商取引法に基づく表記
販売事業者:株式会社プロモーション
運営責任者:増田慎吾
所在地:〒150-0044 東京都渋谷区円山町5番5号Navi渋谷V3階
電話番号:03-6897-6300
メールアドレス:infopromotion@promo-tion.com
運営会社の透明性を検証:特商法表記と法人登記情報の詳細
副業案件の信頼性を判断する上で最も重要なのが、運営会社の情報です。「トレンド」を運営する株式会社プロモーションについて、開示されている情報と法的記録を照らし合わせると、いくつかの重大な懸念点が浮き彫りになりました。
特商法表記を見る限りでは必要な情報は網羅されているように見えますが、特商法は「消費者の利益を守るための法律」であり、ここに虚偽があったり、実態と乖離していたりする場合は注意が必要です。
法人登記情報から判明した「頻繁な社名変更と移転」の履歴
国税庁の法人番号公表サイトおよび登記簿謄本から、株式会社プロモーションの驚くべき変遷が判明しました。
- 法人番号指定: 平成27年(2015年)10月5日
- 旧商号(社名): アンフェジベーナ(株式会社アンフェジベーナ)
- 社名変更日: 令和6年6月17日
本店所在地の変遷
- 東京都渋谷区神宮前(平成31年まで)
- 東京都目黒区駒場(令和6年6月まで)
- 東京都渋谷区円山町(令和6年6月17日~現在)
【分析】なぜこの変更履歴が「危険信号」なのか
最も注目すべきは、2024年(令和6年)6月17日に、「社名変更」と「事務所移転」を同時に行っているという点です。
副業や情報商材を扱う業界において、このような急な変更には明確な理由があるケースがほとんどです。一般的に、過去の名称(この場合は「アンフェジベーナ」)でネット上に「詐欺」「怪しい」「返金トラブル」といったネガティブな口コミが広まった際、それらをリセット(検索逃れ)するために新しい社名と住所に切り替える「焼き増し」という手法が取られます。
所在地の「Navi渋谷V」は実体のないシェアオフィス
現在登記されている「東京都渋谷区円山町5番5号 Navi渋谷V3階」を調査したところ、ここは月額数千円から利用可能なバーチャルオフィス・シェアオフィスであることがわかりました。
バーチャルオフィス自体は違法ではありませんが、以下のリスクを孕んでいます。
- 実体不在: 実際にはその場所に誰もおらず、クレームや返金対応を求めて訪問しても会うことができない。
- 逃げ足の速さ: 郵便物の転送サービスを利用しているだけで、実務は別の場所(あるいは海外など)で行っていることが多く、法的措置を講じる際の「送達(書類の受け取り)」が困難になる。
2-4. 公式サイト(コーポレートサイト)の欠如
設立から約10年が経過している法人であるにもかかわらず、株式会社プロモーションの「自社公式サイト」は確認できません。通常、健全な事業展開を行っている企業であれば、自社の事業内容や代表挨拶、取引実績などを公開するサイトを保有しています。
これが存在しないということは、「特定の副業案件を売り抜くためだけに、休眠会社を買収したか、名前を変えて再利用している」可能性を強く示唆しています。
「トレンド」の仕事内容:広告上の訴求と実態の乖離
次に、これら不透明な運営会社が提供する具体的なサービス内容について見ていきましょう。
「写真をタップするだけ」の甘い言葉
トレンドの広告では、以下のような魅力的なフレーズが並びます。
- 「写真をタップするだけで報酬発生」
- 「1日10分のスキマ時間でOK」
- 「初心者・未経験者でも即日収益化」
これらの文言は、家事や育児に忙しい主婦や、本業以外に収入が欲しい会社員をターゲットにしています。しかし、結論から申し上げますと、「タップするだけで稼げる」という作業は、収益の柱としては存在しません。
正体は「物販・転売」という労働集約型ビジネス
登録後に明かされる実態は、「物販・転売(せどり)」です。 具体的には、利益の出る商品をリサーチし、仕入れ、メルカリやヤフオクなどのフリマアプリに出品・発送する作業です。
転売自体は立派なビジネスモデルですが、以下の点において広告との矛盾が生じています。
- 労働量: タップだけでなく、梱包や発送、顧客対応など膨大な作業が発生する。
- リスク: 在庫を抱えるリスクや、仕入れ資金が必要になる。
- 再現性: ライバルが多く、初心者がすぐに月数十万稼ぐのは容易ではない。
驚愕の費用体系:無料の先に待つ「高額バックエンド」
「初期費用0円」「マニュアル代のみ」という入り口は、あくまで高額プランを契約させるための「撒き餌」に過ぎません。
フロント商材から電話勧誘への流れ
まず、数千円程度の「副業ガイドブック」や「スターターセット」を購入させられます。その後、個人情報を登録すると、担当者から「収益を最大化するための電話サポート」という名目で連絡が入ります。
100万円を超える高額サポートプラン
電話口では、以下のような高額なサポートプランの契約を強く迫られます。
- ライトプラン: 約10万円〜(最低限のノウハウ提供のみ)
- スタンダードプラン: 30万円〜60万円(電話サポート付き)
- プレミアムプラン: 100万円〜120万円以上(マンツーマン指導)
「上位プランに入れば初月で元が取れる」「今だけの特別割引」といったセールストークが展開されますが、実際に100万円以上の価値があるノウハウが提供されるケースは極めて稀です。
消費者庁も警告する「副業詐欺」の典型パターン
株式会社プロモーションの手口は、消費者庁が公式HPで注意喚起を行っているスキームと完全に一致しています。
特に、令和3年以降この手口は巧妙化しており、トレンドもこの流れを汲んでいると考えられます。「最短当日報酬」や「初期費用実質無料」という言葉を信じて、消費者金融で借金をしてまで契約してしまう被害者が後を絶ちません。
ネット上のリアルな口コミと評判:火のない所に煙は立たない
検索エンジンで「株式会社プロモーション 副業」と検索すると、上位に並ぶのはネガティブな記事ばかりです。
被害者の声
- 「写真はタップするだけで良いと言われたのに、結局は面倒な転売だった」
- 「解約を申し出たら、高額な違約金を請求された」
- 「サポートLINEに連絡しても、マニュアルを読めと言われるだけで具体的ではない」
肯定的な口コミの「サクラ」疑惑
一部のブログやSNSでは「トレンドで稼げた」という推奨記事が見られますが、それらの多くはアフィリエイト報酬目的、あるいは業者自らによる自作自演(サクラ)である可能性が高いです。具体的な実績証拠(通帳の記帳や課税証明など)が示されていない点に注意してください。
まとめ:株式会社プロモーション「トレンド」は推奨できない
これまでの調査を総合すると、トレンドへの参加は「金銭的・精神的リスクが極めて高い」と言わざるを得ません。
【判断のポイント】
- 広告と実態の乖離: 「タップで稼げる」は虚偽の可能性が高い。
- 不透明な法人背景: 直近の社名変更とシェアオフィス利用が疑わしい。
- 高額な初期投資: 投資額を回収できる保証が一切ない。
- 公的機関の警告: 消費者庁が注意喚起している手口に合致。
副業トラブルに巻き込まれたら
もし既に高額な契約をしてしまい、「返金したい」「解約したい」と悩んでいる場合は、以下の対応を検討してください。
- 消費生活センター(局番なし188)へ相談
- 弁護士や司法書士への相談(返金交渉に強い事務所)
- クレジットカード会社への支払い停止抗弁書の提出
「楽に稼げる」という魔法の言葉は存在しません。真っ当な副業は、必ず労働の対価として報酬が発生します。甘い言葉に惑わされず、冷静な判断を心がけましょう。
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