あおきです。
ネットビジネスの案件の中には
旅を題材にして稼げるよ
というものが出てくることがあります。
一般の方はあまりピンとこない方もいるでしょうけど
すでに肥えた目を持った者にかかれば
どんなネタかはだいたいわかってしまうものです。
今回はその旅に関する案件を見つけましたのです
紹介させていただきます。
旅セレブのレシピ
情報提供者はウィックスあやみです
特定商取引法に基づく表記
運営会社:株式会社やどかり
所在地:東京都千代田区神田神保町3-1-6
責任者:今田正則
TEL:03-4400-7790
メール:info@tabiceleb.com
URL:http://tabiceleb.com/lp-e/c.html
※サイトには一部画像データとしてアップされています
特商法表記の一部がコピペできない件
さて、今回の旅セレブのレシピですが
案件のレビューに入る前に特商法表記の件のお話です。
実は今回の案件は特商法表記こそ載ってはいるのですが
その一部が画像データ化されコピペすることができなくなっています。
それが、所在地、責任者、TEL、メールアドレスの4項目。
ネットビジネスで特商法表記が
コピペできないとなると
そこには絶対に検索されたくない何かが
隠されていると判断していいでしょう。
その中でも所在地についてのお話になりますが
ここにあるのはレンタルオフィス。
特商法表記を掲載している以上
この案件のあとに何かを販売することが考えられるのですが
事務所がレンタルオフィスですと逃亡の恐れがあると考えられます。
ようは、モノを売るだけ売ってあとはトンヅラということ。
正直、この時点ですでにイヤな予感しかしないのです。
旅セレブのレシピとはどんなオファーか?
今回の旅セレブのレシピの
謳い文句は以下のとおりです。
玉の輿でセレブになれる確率0.1%
旅セレブのレシピでセレブになれる確率80%以上
ゼロから起業して自宅で毎月100万円
幸せな仕事結婚、お金、子育て、全部ちゃんと手に入る
まあ毎月100万円はいいんですけど
セールスページ内にはビジネスモデルの明示がありません。
無料オファーの段階で
中身の詳細が把握できなというのは
実はよくある話なんですが
そのほとんどがクソの役に立たないものだったりするのです。
というか、こういいのは
大抵は動画を何本か観せられ
そこでローチを仕掛けられ、情報を小出しして
最後の最後にドカーンとw
それは高額案件だったり、なんてこともあるのです。
特商法表記の件もありますので
どうもネガティブな印象しかない。
というのがこの時点での感想になりますか。
ウィックスあゆみとは何者なのか?
そこで問題になってくるのが
今回の情報提供者であるウィックスあやみ氏。
話にるとオーストラリア人の旦那を持ち
毎月多いときでは500万円以上稼いでいるのだとか。
とはいえ、ウィックスあやみ氏の名前で
検索をかけてもその手の情報にはたどり着けず。
ともすると、特商法表記にて
なぜか画像データ化していた責任者が
大きな鍵を握っているということなのでしょうか?
その責任者とは今田正則氏。
彼の過去を探れば今回の中身がわかるかもしれません。
今田正則氏の過去とは
では、今度は今田正則氏についてです。
今回の案件の責任者として
特商法表記に彼の名前が載っています。
ただし、なぜかコピペできない状態となっていて
検索をかけて欲しくないという意図が見え見えです。
また、今回の案件では
ナビゲーターとして動画にも参加しています。
となると、単なる責任者としてだけでなく
この案件に深く関わっているという見方もできます。
そこで、今田氏が過去に手がけた案件について調べてみると
Airbnbに関する案件をリリースしていました。
地域貢献型100年安泰大家さんの秘密 今田正則 民泊ビジネスか
ようするに民泊ビジネスで稼ごうというものです。
民泊ビジネスについては
2020年に控えている東京五輪で宿泊施設不足が予想され
それを解消するために空き物件を有効活用しようというもの。
ただ、オリンピックに関連しているので
その対象というが外国人ということになります。
まあそれに適した物件があればいいんですけどね。
東京近郊で駅に近い、そして自宅も広い。
いや、駅に近くなくても競技施設等が近くてもいい。
これさえ満たせば可能性はあります。
しかし、外国人を対象としている以上
言語の違い、文化の違い等
クリアしなければならない問題は山積しています。
メンテンナンスも行わなければなりませんし。
また、自分は抵抗ないけど
その近所の人からするとどうなのか。
そうすると自宅ベースでは難しくなります。
そんなときは別の場所の物件を借りて
そこで民泊ビジネスを行えばいいなんて話があります。
とはいえ、場所は変われども近隣住民に対する配慮はどこに行っても必要ですし。
さらには、民泊ビジネスを行えるのが
年間180日間と定められており
その限られた期間で利益を出すのは
なかなか難しい話になります。
もちろん、既存の宿泊施設との価格競争もありますので
あまり高い値段で貸すこともできません。
そのことから、民泊ビジネスが個人レベルでできるとは思えません。
今回の旅セレブのレシピでは
まだビジネスモデルが明示されていませんので
いくら今田氏が案件に関わっているというだけで
民泊ビジネスであると決めつけることはできません。
ただ、可能性の話として
民泊ビジネスかもしれない、ということです。
動画の中身について
今回も登録後に動画を観ることになりますが
そこでウィックスあやみ氏が言っていることは
ちょっと理解するのは難しいです。
なにしろ
「自分の真似をすれば稼げます」
的なことを言っていますので。
もし、この話が成立するのであれば
再現性は100%ということになります。
ではビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズのマネをすれば
彼らと同じように稼げるかと言えばけっしてそうではありません。
そもそも彼らの真似などしたくてもできませんけど。
そもそもネットビジネスにおいては
再現性100%のビジネスモデルは存在していません。
人の真似をしても、全ての人が同じ結果になって
同じように稼げるなんてことはないのです。
例えば、あるビジネスモデルのマニュアルが存在するとして
世の中全ての人がそれを実践するとします。
ただし、人によっては解釈のしかたが異なるので
必ずしも同じ結果とはならないのです。
最終的には高額案件に発展?
今回の旅セレブのレシピですが
今田正則氏が関わっているのと内容的なことを加味して考えると
高額案件に発展することが考えられます。
とは言うものの、はっきりとビジネスモデルが明示されているわけではなく
今田氏が過去にこんなもの売ってたっけ、という程度の情報で
中身を推測するにとどまっています。
また、動画を全て観られているわけではありませんので
例によってローンチをしかけ
情報を小出しするパターンであるのは想像に難しくないです。
まあ、いずれ中身はわかってくるでしょう。
現時点で考えられるのは民泊ビジネスに関するもの。
ビジネスモデルそのものが
個人レベルでできるようなものではないので
案件としてもどうなのかなと。
とはいえ、今回の旅セレブのレシピも
そんな簡単に実践できるとは思えなのですがね。
この件については何か新しい情報が
入りましたらまたここで取り上げたいと思います。