あおきです。

気がつけばクリスマスまで一ヶ月を切りました。
まあ今年も何もなく終わる予定ですよ。
せいぜい、ケーキ買ってきて食べて終わり。
そのほうが平和でいいですから。

今回もまた私のところにオファーが届きました。
投資ものの案件のようなんですが・・・

LiNK、情報提供者は山形直樹です。

特定商取引法に基づく表記

販売者名:株式会社PRICELESS
運営責任者:岡村貴弘
所在地:〒104-0043 東京都中央区湊3丁目12-6
電話番号:06-4400-6747

特商法表記について

まずは特商法表記についてお話させていただきます。

メアドがないのは確かに気にはなるのですが
今回のツッコミどころは残念ながらそこではありません。

所在地は東京都中央区、この場所には賃貸物件があります。
特商法表記では番地までの記載になっており
これでは何号室に株式会社PRICELESSがあるのかまではわかりません。

それでいて電話番号の市外局番が「06」になっていて、これは大阪のものです。
東京に会社を構えているのであれば東京の電話番号を記載ていないと
おかしいということになります。

実は今回の販売者が株式会社PRICELESSという会社で
過去にもここで別の案件を取り上げたことがあります。
その際の所在地が大阪府大阪市淀川区となっていて
電話番号が今回記載されたものと一致しているのです。

そこで調べたところ、株式会社PRICELESSは東京ではなく大阪に事務所があるようです。

株式会社PRICELESSは過去に東京都中央区に事務所を構えていたようでしたが
現在は大阪にあるということでこのような現象が発生した模様。
今回の表記上の所在地は移転前のものだというが確認できました。

過去に3度移転していて以前は八王子高校の真ん前にあるアパートの一室にあったとか。

そもそも株式会社PRICELESSという段階で
すでに怪しいっていうのがバレてますから、残念。

山形直樹について

今回のLiNKですがその情報提供者は山形直樹

セールスページ内にある山形直樹の情報は以下の通り。

LiNK開発者にして
金融系AI開発の第一人者。
大手証券会社・システム開発会社と
強固なコネクションを持ち開発実績多数。

ただ、山形直樹の情報については検索をかけてもヒットするのか明らかに別の人。
システム開発者としての山形氏は検索にはかかりませんでした。
開発実績が多数おありのハズなのにw

まあ言うても株式会社PRICELESSですから
過去に似たような感じのことをやっていることを考えると
今回のLiNKもあまり期待できないと言ったところか。

LiNKとはどんなオファーなのか

今回のLiNKですが
セールスレターはこんな感じになっています。

「どうせ使うのなら誰が使っても稼げる本物の投資システムを使いたい」

ユーザー平均利益1011万円
最新AI搭載完全自動トレードシステム
LiNK無料モニター募集

モニター参加費0円
サポート費用0円
維持手数料0円

AIを利用した自動トレードシステムのようです。
ただ、投資ものの案件というところまではわかるのですが
それがFXなのか、バイナリーなのか・・・
それ以上のことはセールスページではわかりません。

また、何としてもメアドを登録してもらいたいために
カウンターやポップアップウィンドウが仕掛けられていたりと。

まあ、ポップアップウィンドウは消せば消えるし
カウンターもブラウザを更新すれば元に戻るので
ダミーで設置されているものなんですけどね。

LiNKに登録してみた

この時点で怪しいのでついて行かないほうがいいのはわかるのですが
念の為、中身を確認するため登録してみました。

やっぱりLINEに登録しないとダメのようで
登録後は動画が届くシステムになっています。

動画は3話まで用意されており特徴としてはこんな感じ。

ユーザーの平均月利62%
最高収益が3億円を突破、高速アクセレータAI搭載
3つのCORE AIが融合
AIディープラーニングにより市場の状況を自動学習

ただし、3話まで視聴するとLiNKはタダでは手に入らないことが明らかに。

LiNK KEY TO SUCCESS(リンク・キートゥサクセス)という有料案件に発展

今回のLiNKは最終的にはLiNK KEY TO SUCCESS(リンク・キートゥサクセス)
という有料コンテンツに発展します。

その参加費用はこちら。

LiNK KEY TO SUCCESS(リンク・キートゥサクセス)の販売価格は248,000円です。

もうダメなやつですよ。

だって、現段階ではアプリを起動しただけで全自動で
AIが稼いでくれるシステムなんていうものは残念ながら存在しませんからね。

AIで稼げるって言ったってそれが本当なら
開発者や関係者だけで利益を独占すればいい。
もし自分が同じ立場だったらそうしますよ。

こんなものを有料コンテンツとして販売するほうがおかしいですって。

LiNKのまとめ

今回のLiNKですが株式会社PRICELESSの案件であること。
商品開発者である山形直樹の経歴がネット上で調べても見つからないこと。

そして、最終的にはLiNK KEY TO SUCCESSという有料案件に発展し
その参加費用が248,000円

ついて行ってはダメなやつです。
騙されないように気をつけましょう。