あおきです。

ネットビジネス副業に興味をお持ちの皆様へ。今回は、最近話題となっている匠LabFX自動売買ツール金雀を紹介します。インターネット上で散見される「詐欺」「怪しい」といった評判口コミの真偽を客観的に評価し、その実態を明らかにすることを目的としています。

結論として、当方の検証レビューに基づき、「金雀」は推奨に値しない危険な投資案件であると判断しました。その根拠を以下に詳述します。

特定商取引法に基づく表記

販売事業者:匠Lab (※法人登記申請中)
運営統括責任者:高橋 克
所在地:〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1丁目2番2号大阪駅前第2ビル12-12
メールアドレス:support★takumi-lab.lol

特商法表記について

まずは特商法表記の確認から。
見た感じ電話番号が抜けていますね、というのも特商法表記には「弊社電話番号が必要なお客様はお問い合わせフォームよりお申し出ください。」とあります。

問い合わせれば教えてくれる、というのであれば載せてもいいんじゃないかと思うのは私だけでしょうか?いずれにせよ、電話番号を載せていないことには変わりないわけです。FX自動売買ツールを扱う以上メアドだけで対応というのはちょっと無理があります

また、販売事業者については「※法人登記申請中」とのことでまだ法人登録はされていませんでした。ただ、こういうのは法人登録を済ませてから案件を公開するものではないのかとも思います。

そうなると明示されている3項目が気になりますが、メールアドレスは独自ドメインから取得したものなのでこれは問題ないかと思います。問題は所在地に何があるのかということ、しらべてみたらバーチャルオフィスが存在していました。

電話番号は明示していない、住所はバーチャルオフィス・・・これでまともな商品を販売できるとは到底思えませんね。もうこの時点で嫌な予感しかしませんよ。

案件の概要と謳われる効能の検証

「金雀」とは何か?

金雀(きんすずめ)」は、匠Labが開発・運用するFX(外国為替証拠金取引)の自動売買ツールです。このツールは、5日間の無料LINE講座への登録を条件として、無料で提供されるとされています。

謳われる効能と問題点

無料講座内では、「金雀」を使用することで「ほったらかしで月利10%」の収益が期待できると繰り返し説明されています。この数字は、FXの投資経験者から見れば極めて高いリターンであり、達成するには高度な戦略と相場状況に応じた柔軟な対応が不可欠です。

しかし、この主張を裏付ける以下の重要な情報が提供されていません。

  • ロジックの非開示: どのような売買ロジックに基づいて利益を生み出すのか、そのアルゴリズムに関する具体的な説明が一切ありません。
  • バックテスト結果の不在: 過去の相場データを用いたバックテストの結果や、リアル口座での運用実績など、ツールの有効性を示す客観的なデータが提示されていません。
  • リスク管理の軽視: 「ほったらかし」という言葉が示すように、投資に不可欠なリスク管理の重要性が軽視されています。相場の急変時には大きな損失を被る可能性があり、それに対する注意喚起や対策の説明が欠落しています。

運営元「匠Lab」の信頼性検証

運営体制の不透明性

「金雀」の提供元である匠Labは、以下の3名から成る専門家チームとして紹介されています。

  • 為替専業15年目のトレーダー「t」
  • 開発したEAは50以上のプログラマー「スズキ」
  • 延べ1000名以上の副業コンサルをしてきた「諒」

しかし、インターネット上やSNS上でこれらの人物名を検索しても、関連する情報は皆無でした。専門家としてこれだけの実績を謳いながら、その経歴や活動履歴が一切公開されていない点は極めて不自然です。実在性を確認できないこれらの人物情報をもって、運営元の信頼性は低いと判断せざるを得ません。

著書の分析

「諒」氏が執筆したとされる電子書籍『初心者必見FX自動売買: ~勝つためのロジックとメンタル』を調査したところ、以下の点が明らかになりました。

  • 内容の空虚さ: 本の内容は、投資の具体的なノウハウやロジックではなく、精神論や個人の半生に関する記述が大部分を占めていました。
  • 宣伝目的の可能性: 本の冒頭には「読者限定で自動売買ツール『金雀』を案内する」と記載されており、この書籍自体がツール販売のための誘導媒体である可能性が濃厚です。

マーケティング手法と誘導プロセスの分析

誘導的な無料LINE講座

「金雀」は5日間の無料LINE講座を通じて提供されます。この講座は、以下の点で受講者を不健全な方向に誘導する意図が推察されます。

  • 知識習得の否定: 「FXで稼ぐのに知識はいらない」というメッセージが繰り返し発信されます。これは、受講者がツールのロジックやリスクについて疑問を抱き、質問する機会を奪うための意図的な手法と考えられます。
  • 根拠なき自信の煽り: 講座内では、自社システムの優位性を根拠なく強調する一方、客観的なデータや専門的な解説は皆無です。これにより、受講者はシステムの有効性を盲目的に信じ込むよう仕向けられます。

有料ツールへの勧誘プロセス

無料講座の最終段階では、以下の高額な有料自動売買ツールが勧誘されます。

自動売買ツールの販売価格

金雀:非売品
秀鳳:非売品
神舞:148000円
伯楽星:298000円
十四代:498000円

有料ツール自体が悪であるわけではありませんが、稼げる根拠が不透明なままで高額な商品を販売する行為は、消費者の合理的判断を阻害するものと評価できます。投資は自己責任であり、その判断材料となる情報を提供しないまま商品を販売することは、極めて不誠実なビジネス手法です。

口コミ・評判の不在

「金雀」や「匠Lab」に関する口コミをインターネット上で広範に調査しましたが、肯定的な評判は確認できませんでした。わずかに見つかった1件の口コミは、否定的な内容のものでした。

もし本当に「月利10%」が達成できる優れたツールであるならば、多くの利用者がその成功体験を共有しているはずです。口コミがほぼ皆無であることは、このツールが謳われるような実績を持たないことを強く示唆しています。

結論と最終的な評価

以上の検証と考察に基づき、匠LabのFX自動売買ツール「金雀」は、以下のような点で危険性が高いと結論付けられます。

  • 情報不足: 稼げる根拠、ロジック、実績データが一切提示されていません。
  • 運営元の不信感: 運営責任者の経歴が不明瞭であり、信頼性が担保されていません。
  • 誘導的なマーケティング: 知識不要と謳うことで、利用者の判断力を奪い、高額な有料ツールへと誘導しています。
  • 特商法の不備: 連絡先情報が不十分であり、トラブル発生時の対応に懸念が残ります。

本案件は、投資初心者をターゲットに、不透明なツールを高い成果で誘い込む、典型的な情報商材の販売手法であると評価します。安易な登録は金銭的な損失を招く可能性が極めて高いため、最大限の注意を払うべきです。

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