【警告】「収入ステーション」は登録NG？スマホ副業で稼げないカラクリと危険性を解説

あおきです。

「スマホ副業で簡単に稼げる」「参加者全員に10万円の生活補助金をプレゼント」

そんな魅力的な言葉で誘う「収入ステーション」。手軽に始められる副業を探している方にとって、非常に魅力的に映るかもしれません。しかし、インターネット上では「怪しい」「稼げない」といった評判も多く見られます。

本記事では、実際に「収入ステーション」に登録し、その実態を徹底的に検証しました。その結果、「収入ステーション」がなぜ危険なのか、その全貌を明らかにします。安全な副業選びの参考にしてください。

【この記事でわかること】

「収入ステーション」がどんなサービスか
実際に登録してわかった危険な実態
「稼げない」「怪しい」と言われる理由
運営元の信用度（特商法）はどうか
安全な副業を探すための注意点

特定商取引法に関する表示

確認できす
ＵＲＬ：https://rn65y2.com/p/lp/Impressed?vacationlife01

特商法表記が確認できません。

まずは悲しいお知らせから。
今回の収入ステーションですが特商法表記が確認できません。

これは、単なる記載漏れではなくこの案件が極めて危険な詐欺である可能性を強く示唆しています。

なぜ「特商法表示がない」と、危険なのか？

特定商取引法は、オンラインでの取引など、消費者が事業者の顔を見ずに契約する際に消費者を悪質な商取引から守るために制定された法律です。

この法律は、事業者に対して以下の重要な情報の開示を義務付けています。

事業者の氏名（名称）：誰がこのサービスを提供しているのか。
住所：どこに拠点を置いているのか。
電話番号：連絡を取れる手段はあるのか。
代表者名：責任者は誰なのか。
販売価格：商品やサービスの価格はいくらなのか。
代金の支払時期および方法：いつ、どのように支払うのか。
商品の引渡時期：いつ商品やサービスを受け取れるのか。
返品・交換に関する事項：もし問題があった場合、どうすればいいのか。
商品の欠陥に関する事項：不具合があった場合の対応はどうか。

これらの情報が明確に記載されていない場合、その事業者は「実態不明」であり、「何かトラブルがあったときに逃げ隠れする意図がある」と、見なされても仕方がありません。

特商法表示がないことの危険性は、計り知れないほど大きいのです。

責任の所在が不明確で、泣き寝入りする可能性が高い：特商法表記が確認できないということは、何か問題が発生したとしても、誰がこの案件を運営しているのか、どこに連絡すればいいのか、全く分かりません。返金を求めようにも、相手が不明なため、どこに責任を追及すれば良いのかも分からず、結局泣き寝入りせざるを得ない状況に陥るでしょう。

法的な保護が受けられない：特商法は、消費者が被害に遭った際に、法的な手続きを進める上での重要な根拠となります。しかし、事業者がこの法律の義務を遵守していない場合、消費者側が法的な救済を受けることが極めて困難になります。これは、消費者を守るための法律が機能しないことを意味します。

詐欺グループの常套手段：残念ながら、詐欺グループは意図的に特商法表示を行いません。これは、自分たちの身元を隠蔽し、被害者からの追跡を困難にするための巧妙な手口です。
身元が特定されなければ、詐欺行為を繰り返しても逮捕されるリスクを減らせると考えているのです。

信頼性がゼロ：もしその案件が合法で真っ当なビジネスを行っているのであれば、当然のように法に則った情報開示を行います。それができていない時点で、その事業の信頼性はゼロと判断すべきです。運営元が誰かも分からないのに、安心して利用できるはずがありません。

「運営元が誰かもわからないのに、安心して利用できるわけがない」という直感はまさにその通りです。特商法表示の有無は、その副業案件が信頼できるかどうかを判断する上で、最も重要なチェックポイントの一つと言えるでしょう。

「収入ステーション」とは？公式サイト（LP）の謳い文句を検証

「収入ステーション」は、LINEのオープンチャットを利用して、手軽なスマホ副業を紹介していると謳うサービスです。公式サイト（LP）には、以下のようなキャッチーなフレーズが並んでいます。

稼げるスマホ副業を紹介: 「簡単作業」「スマホがあればOK」とハードルの低さをアピール
多岐にわたる案件: 副業、お金配り、宝くじ、投資案件など、多様なジャンルを網羅しているかのように見せる
10万円の生活補助金プレゼント: 参加するだけで金銭的なメリットがあることを強調

これらの謳い文句は、副業初心者や、急な出費で困っている人の関心を引くよう巧みに設計されています。しかし、LPには「具体的に何をして稼ぐのか」「ビジネスモデルは？」「実際にいくら稼げるのか」といった、最も重要な情報が一切記載されていません。

本当に稼げる副業であれば、具体的な内容や実績を明確に提示するはずです。詳細な説明がない時点で、すでに怪しさが漂っていると言えるでしょう。

【潜入検証】「収入ステーション」に実際に登録してみた

公式サイトの怪しさを確かめるため、筆者自身がリスクを承知の上で「収入ステーション」に登録し、その後の流れを検証しました。

登録方法：LINE公式アカウントの友だち追加

「収入ステーション」への登録は、公式サイトからLINE公式アカウントを友だち追加するだけでした。メールアドレスや氏名といった個人情報の入力は求められませんでしたが、LINEアカウントが運営元に知られることになります。

登録後に送られてきたメッセージの驚くべき内容

LINEの友だち追加を完了すると、すぐにメッセージが送られてきました。しかし、その内容は期待とは全く異なるものでした。

メッセージに記載されていたのは、ビジネスモデルが不明瞭で、到底稼げるとは思えない、悪質性の高い副業案件の紹介でした。LPで謳われていたような「10万円の生活補助金」も、もちろんプレゼントされませんでした。

この検証結果から、「収入ステーション」が掲げる「稼げるスマホ副業を紹介」という目的は建前であり、実態は全く違うことが判明しました。

なぜ「収入ステーション」は危険なのか？その理由を徹底解説

検証結果を踏まえ、「収入ステーション」が危険なサービスである理由をさらに深く掘り下げていきます。

悪質な「オプトインアフィリエイト」である可能性が高い

「収入ステーション」が、登録後に怪しい案件を紹介する目的で運営されていることが判明しました。これは、「オプトインアフィリエイト」と呼ばれる手法を利用したものです。

「オプトインアフィリエイト」というビジネスモデルが隠されています。

【オプトインアフィリエイトとは？】 オプトインアフィリエイトとは、ユーザーにメールアドレスやLINEアカウントなどの登録を促し、その登録完了によって報酬が発生するアフィリエイトの一種です。悪質な業者の場合、登録された個人情報を利用して、次々と稼げない副業案件や情報商材などを送りつけ、最終的に金銭を騙し取ろうとするケースが多く見られます。

これはもはや、情報商材ビジネスの“裏口入学”と言えるでしょう。「副業」を謳って人を集め、その実態は「アドレス回収とステップメール営業」の温床。登録者は稼ぐどころか、自ら進んで詐欺まがいの副業案件のターゲットリストに飛び込んでいくようなものです。副業の皮を被ったリストマーケティング商法、その危険性は計り知れません。

「収入ステーション」の運営者は、この手法を使って収益を上げています。

一度登録してしまうと、あなたのLINEアカウントは「稼げる副業を探している人」としてリスト化されてしまいます。今後も同様の悪質案件が次々と送り付けられるリスクがあるため、安易な登録は絶対に避けるべきです。