あおきです。

今年のゴールデンウイークは異例の10連休。
そして天皇陛下の生前譲位が行われ
元号も平成から令和に改まります。

まあ、令和の額は厳重に警備されるんでしょうね。
いやですよ、どっかの家から
「よくわかんないんすけど、なんか家の蔵にあったっス」
と言ってアレが出てくるなんて言ったらね。

今回は図書館で本を一冊借りるだけで
お金が稼げてしまうという
そんなことがあり得るのか、と首をかしげたくなるような
無料オファーを見つけましたので紹介します。

音読ビジネス
情報提供者は福田です。

 

特定商取引法

主催者名:株式会社インサイト
責任者名:望月新
住所:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-15-9 シルク恵比寿403
URL:https://tyoudkns.o-sisb.com/01_lpy/gtr/
※画像データとしてアップされています

これって検索逃れですか?

まず、今回の音読ビジネス
特商法表記についての説明から。

記載されている情報が少ないというのもダメなんですが
この情報がコピペできないという問題が。
画像データ化されているのです。
ようするに検索逃れということになるのでしょうか。

つまり、この特商法表記の情報の中に
どうしても検索されたくない情報が含まれている
ということは想像に難しくありません。

実は記載されている住所にあるのが
なんと格安のバーチャルオフィス。
月額4,800円で借りられるんだとか。

なんかこの案件を出すためだけに
急ごしらえで物件を借りたなんて可能性もあります。

これですとこの音読ビジネスから発展する有料商材を
売るだけ売ってあとはトンズラなんてことも考えられます。
というよりも連絡する手段がないというのも気になるところです。

また、販売会社名とされる株式会社インサイトですが
記載されている住所のものは法人としては登録されていないようです。

もうここまで来ると嫌な予感しかしません。

音読ビジネスとはどんなオファーか?

今回の音読ビジネスですが
セールスページの謳い文句は以下の通りです。

読書好きな方へ特別なご案内です
図書館で本を1冊借りる度に
1万円の報奨金が受け取れる
そんな面白い副業が話題です。

なお、ビジネスモデルは明示されていません。
いや、無料オファーで
ビジネスモデルが明かされていないというのは
正直案件としてどうかと。

というのも、無料オファーの段階で
内容を明かさないものというのは
その案件に参加した人が幸せになるようなことは
今まで聞いたことがないのです。

そして、やることと言えば

・近所の図書館で本を1冊借りる
・借りた本を3ページほど読んで返却する
・1週間後に銀行口座を確認する

これだけのことを行うことで
1週間以内に口座に1万円が振り込まれるという。

まあ、目の肥えた方なら
「何言ってるんだ、コイツw」
と言ってブラウザを閉じてしまうと思いますが。

また、今回の音読ビジネスの
セールスページにはこんなものが設置されています。

カウンターですね。
ただ、このカウンターの動きが不自然で
残りがゼロにならないのです。

残り3名のところでこれ以上カウントダウンはしません。

実は、このカウンターですが
ブラウザを更新することでもとに戻る仕組みになっているのです。

早い話、このカウンターはダミーで
登録してほしいがために設置されているもの。
無料案件ではたびたび登場してきますね。

中身がわからないのに登録してくれとか
ちょっと意味不明です。

登録してみた

とにかくダメっぽいのはわかったのですが
一応確認はさせていただきました。

登録後動画を見ることができるのですが
カンペを棒読みという
ダメな無料案件にありがちなもの。

で、動画によると
本をスマホに向かって音読することで
お金がもらえるという。

しかも小学一年生の息子さんにも
同じように稼がせることができたとか。

ただ、問題はどういった仕組みで
報奨金が発生しているかということ。
実はこういった仕組みらしいのです。

スマホに向かって音読した内容を記事化して、ブロガーに売却する。

これで1万円の報酬が発生するということらしいのですが
著作権とかどうなるんでしょうかね。
そもそも報酬金がどこから発生するのかという話。

会社は法人として登録していない。
事務所は格安のバーチャルオフィス。
申し訳ないがまともにお金が支払えるようには思えません。

稼げる予感がまったくしない

今回の音読ビジネス
本を音読すればかせげるらしいのですが
著作権の問題があって稼ぐのは難しいんじゃかないかと。

それよりも法人としては登録していない
格安のバーチャルオフィスに事務所を
かまえている連中に報酬が払えるとは思えません。

特商法表記も画像データ化されていて連絡手段も全く明示されていない。
もう嫌な予感しかしないのです。

もし、副業で何かを稼ぎたいのであれば
アフィリエイトや転売に参戦したほうがいいともいますよ
とにかく、この話にはついていかないように。