あおきです。
「投資資金0円から30万円以上を何度も生み出す」という非常に魅力的な謳い文句を掲げる無料オファー、Re:Born(リボーン)について、その実態と信頼性を徹底的に調査しました。
情報提供者は「将軍」と名乗る人物で、ウェブ上では多くの実績が喧伝されています。しかし、無料と称するオファーの裏に隠された真実を知らずに参加してしまうと、後悔につながる可能性があります。
本記事では、このRe:Born(リボーン)の特定商取引法に基づく表記、情報提供者の経歴、そして実際のビジネスモデルを深く掘り下げ、本当に利益が得られるのかを客観的に検証していきます。
特定商取引法に基づく表記
販売者名:株式会社GENERALHAWK
代表取締役:加藤隆伸
所在地:〒259-1133 神奈川県伊勢原市東大竹1丁目21番3
電話番号:046-364-2837 受付時間12時〜17時(土日祝休み)
Re:Born(リボーン)運営元:特定商取引法に基づく表記の重大な問題点
オファーの信頼性を測る上で、運営元の情報開示は非常に重要です。まずは、Re:Born(リボーン)の販売者情報について、特定商取引法(特商法)に基づく表記を詳細に確認します。
まず株式会社GENERALHAWKは法人登録されていることが確認できます。
信頼性に欠ける2つの問題点
特商法表記の確認結果から、以下の2点が消費者保護の観点から問題視されます
連絡体制の不備:メールアドレスの不在と電話受付時間の制約
特商法表記において、メールアドレスの記載が一切確認できませんでした。さらに、電話番号の記載はあるものの、その受付時間が平日の12時~17時に限定されています。
これは、日中に仕事を持つ一般的な参加者層にとっては、事実上、緊急の問い合わせや連絡を行うことが極めて難しい状況を意味します。せめてメールでの受付窓口を設けるなど、参加者が連絡を取りやすい環境を整えることが、誠実な事業者には求められます。
所在地の不十分性:記載住所の検証
記載されている所在地(〒259-1133 神奈川県伊勢原市東大竹1丁目21番3)は、実際にはラ・ポール田中という賃貸物件です。
ただ、法人情報には部屋番号まで記載されているものの、特商法表記においてはその住所表記が番地までの記載に留まっています。
特定商取引法では、事業者の所在を明確にするため、建物名や部屋番号まで正確に記載することが求められます。この「1丁目21番3」という記載だけでは情報として不十分であり、事業所の実態を把握することが困難です。
連絡手段が限られ、所在地表記も曖昧である点は、後述する高額案件への誘導を考慮すると、事業者の誠実性に大きな疑問符がつく要素となります。
情報提供者「将軍」氏の経歴と評判の検証
今回のRe:Born(リボーン)の情報提供者である「将軍」氏について、公表されている華々しい経歴と、実際のネット上での評判を比較検証します。
公式セールスレターで謳われる経歴
将軍氏は、ご自身の経歴について、セールスレター内で以下のように紹介しています。
- 「月商1,000万円達成者を200名以上輩出したプロ講師」
- WEBマーケティング、リアルビジネス、EC事業、投資など多岐にわたる事業を展開する起業家
- 英語講師を経て大手商社を経験し、「マネージメントする力」と「人を教える力」には定評がある
- コンサル生を月収1,000万円プレーヤーに200人以上育てた「稼がせるプロ」
- 業界内外で大きな影響力を持ち、各種講演実績も多数
経歴の裏付けとネット上の「危険な匂い」
これらの実績は非常に魅力的に見えますが、その裏付けとなる情報をネット検索で探しても、信頼できる情報源からは確認できませんでした。
むしろ、過去に「怪しい」あるいは「疑問視される」案件への関与を示す情報が散見されるのが実態です。
この点から、公表されている輝かしい経歴と、ネット上の実態との間に大きな乖離が存在していることがわかります。特商法表記の不備に加え、情報提供者の信頼性にも疑義が生じるため、この段階で案件全体に対する危険度が高いと判断せざるを得ません。
「Re:Born」のセールスポイントとビジネスモデルの特定
誇大広告的な謳い文句
Re:Born(リボーン)は、以下のキャッチフレーズを強く打ち出しています。
- 40代~60代が選ぶ利益獲得・継続実績No1
- 投資資金0円から30万円以上を何度も生み出す
- わずか5分であなたは経済的自由人に生まれ変わる
- 投資資金0円利益100%保証
これらの表現は非常に煽情的であり、誇大広告の域を出ない可能性があります。特に「利益100%保証」という言葉は、安易に信用すべきではありません。
不明瞭なビジネスモデルと強引な誘導
セールスレターの段階では、具体的なビジネスモデルが特定できない構造になっています。
「投資アプリのようだが、仕組みやロジックは明示されていない」という点で、情報開示の透明性が著しく低いと言えます。
さらに、オファーサイトを閲覧している最中に頻繁にポップアップ広告が出現し、「Re:Bornを絶対に受け取って欲しい」という運営側の強い意図が感じられます。この強引な誘導手法は、ユーザー体験を損なうだけでなく、何としても登録させたいという運営の焦りや裏事情を推察させる要素となります。
登録後の実態:無料の裏に隠された高額有料案件
登録後の動線:LINEへの誘導と動画視聴
実際にRe:Born(リボーン)に登録した結果、参加者はLINEアカウントへの登録を求められる流れとなります。スマートフォンでアプリを使用することを考慮すればLINEへの誘導自体は理にかなっていますが、PCやタブレットユーザーへの配慮が見られません。
この後、3本の動画を視聴することが求められ、その過程でビジネスモデルが「物販」であることがようやく明かされます。
「スマホをタップするだけ」で気軽に参加できるという触れ込みでしたが、ここで判明したのは「無料でダウンロードできるのはあくまで体験版アプリ」であるという事実です。
最終的に判明した参加費用と問題点
体験版アプリを実践し、本格的に取り組むためには「本登録用のアプリ」が必要となり、最終的には以下の高額な参加費用が待ち構えていました。
参加費用は148,000円(銀行振込一括払い)です
当初「完全無料」を謳いながら、最終的に約15万円の有料案件へと化けるというビジネスモデルであることが判明しました。
特商法表記における重大な違反(情報の非明示)
有料案件として高額な参加費用を徴収するにもかかわらず、本案件の特商法表記には、この有料プランに関する記述が一切ありませんでした。
特商法は、有料での販売を行う場合、その金額や条件を事前に明示することを義務付けています。この意図的な情報の非開示は、消費者に対して不誠実であるばかりか、法令遵守の精神に欠ける重大な問題点であると指摘できます。
Re:Born(リボーン)に関する総合的なまとめと評価
今回のRe:Born(リボーン)に関する詳細な調査・検証結果を総合的にまとめます。
- 特商法表記:メアドなし、電話受付時間限定、所在地表記不十分。
- 情報提供者:公表経歴の裏付けなし。過去の怪しい案件関与情報あり。
- 広告・謳い文句:「投資資金0円から30万円」など誇大広告の可能性が高い。
- ビジネスモデル:無料を謳いながら、最終的に148,000円の物販ビジネスに誘導。
- 法令遵守:有料販売にもかかわらず特商法に金額の記述なし。
Re:Born(リボーン)は、「完全無料で参加できる」という集客の入り口から、約15万円の有料案件へと誘導するビジネススキームであることが明らかになりました。
そして、その実践モデルは現在、社会的にリスクが指摘されている物販ビジネスであり、参加費用を投じたからといって、セールスレター通りに利益が得られる保証はありません。
これらの多くの不透明性や不誠実な情報開示の姿勢を鑑みると、参加費として148,000円を支払ってまで参加する価値がある、魅力的な案件であるとは到底評価できません。
読者の皆様におかれましては、「投資資金0円」「即時利益」といった甘い言葉に惑わされることなく、冷静に案件の実態を見極めていただくことを推奨いたします。
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