あおきです。

「何もしないで稼げる」「ほったらかしで収入が増える」といった謳い文句は、多くの人々にとって魅力的に聞こえます。しかし、このような甘い言葉の裏には、往々にして深刻なリスクが潜んでいるものです。今回、私たちはそんな触れ込みで登場した新たな投資案件Eternal Anthem(エターナル・アンセム)について、その実態を深く掘り下げていきます。

本記事では、Eternal Anthemの信頼性やリスクを、情報提供者である畑岡宏光氏の過去の動向、そして特定商取引法に基づく表記の分析を通して、客観的な視点から徹底的に検証します。副業や投資を検討している方、あるいはこの案件に興味を持っている方は、ぜひ最後までお読みいただき、冷静な判断の一助としてください。

特定商法取引に基づく表記

サイト名 :Eternal Anthem
運営責任者:後藤善治
運営会社:有限会社自由人
登録地:東京都品川区西五反田8-2-12アール五反田7A
メールアドレス:eternal.anthem.2025.service@gmail.com
連絡先:070-5556-3356

Eternal Anthemの概要と特定商取引法に基づく表記の分析

まず、Eternal Anthemがどのような案件なのか、その基本的な情報を確認します。公式サイトのセールスページによると、この案件は「毎日最低1万円の継続収入を目指す」とうたい、アプリ設定後は「ほったらかし」で収益が生まれるとされています。具体的な手法としては、バイナリーオプション、仮想通貨、為替の自動売買システムが提供されるようです。

次に、事業者の信頼性を判断する上で最も重要な情報源である特定商取引法に基づく表記を見ていきましょう。

特商法表記から読み取れる複数の「赤信号」

この表記には、通常であれば信頼できる事業者が記載する内容とは異なる、いくつかの懸念点が見受けられます。

所在地に関する懸念

表記には「登録地」と記載されており、一般的な「所在地」ではありません。この住所を調査すると、バーチャルオフィスとして利用されていることが判明しました。

これは、物理的な事務所が存在しない、あるいは運営の実態が不明瞭であることを示唆します。万が一トラブルが発生した場合、直接的な連絡や交渉が困難になる可能性が高まります。

連絡先の不備

メールアドレスは、独自ドメインではなくGmailのフリーアドレスが使用されています。これは、事業者が一時的な運営を前提としている、あるいはコストを抑え、追跡を難しくしようとしている可能性を示唆します。また、連絡先として記載されている電話番号も固定電話ではなく、個人の携帯電話番号です。これは、組織的なサポート体制が確立されていない、あるいは緊急時に連絡が途絶えるリスクを伴います。

情報の不統一性

さらに、複数の時期に公開されたEternal Anthemのオファーを確認すると、メールアドレスや携帯電話番号が異なるものが掲載されていることが確認されました。これは、運営者が意図的に情報を変え、追跡から逃れようとしている可能性を強く示唆するものです。こうした一貫性の欠如は、事業者の信頼性を著しく損なう行為と言えます。

これらの特商法表記の分析結果は、Eternal Anthemの運営体制が非常に不透明であり、信頼性に欠けていることを示しています。

情報提供者・畑岡宏光氏の過去の動向と評判

本案件の鍵を握る人物が、情報提供者である畑岡宏光氏です。この人物について詳しく知らない方もいるかもしれませんが、過去の投資案件界隈では、その名前が度々問題視されてきました。

長年にわたる「詐欺まがい」案件への関与

畑岡氏は、10年以上前から様々な副業や投資案件に関わってきた人物です。その多くが、高額なバックエンド(追加の有料サービス)への誘導を目的とした、いわゆる「情報商材」であると指摘されています。過去に彼が手掛けた案件の中には、「無料」と謳っておきながら、最終的に10万円以上の参加費用を請求するという共通のパターンが見られました。

最も悪名高い事例の一つが、彼が以前手掛けたFXに関する案件**「THE Messiah」**です。これも「無料」の触れ込みで参加者を募りながら、最終的に10万円の有料コミュニティへと誘導されました。こうした手法は、参加者の期待を裏切り、結果として集団訴訟にまで発展するケースも発生しています。

悪評と信頼性の欠如

インターネット上の口コミや評判を調査すると、畑岡氏の関わる案件は「詐欺的」「怪しい」「被害者が出ている」といったネガティブな評価が圧倒的に多く見受けられます。彼の過去の行動は、誠実なビジネスマンというよりも、参加者の無知や射幸心を巧みに利用する人物という印象を強く与えるものです。

Eternal Anthemにおいても、情報提供者が過去に問題を起こしてきた人物であるという事実は、この案件の信頼性を根本から揺るがす重要な要素となります。

サービス内容の危険性と虚偽の可能性

特商法や情報提供者に関する懸念だけでなく、Eternal Anthemのサービス内容自体にも、複数の問題点が存在します。

バイナリーオプション自動売買の違法性

セールスページでは、バイナリーオプションの自動売買システムが含まれることが示唆されています。しかし、日本国内の多くの金融機関や証券会社では、規約により自動売買ツールの使用が禁止されています。もし提供されるシステムがこれに該当する場合、利用者は口座凍結などのリスクに直面する可能性があります。これは、システムがいくら「高性能」であったとしても、その利用自体がリスクとなることを意味します。

システム詳細の不明瞭さ

仮想通貨や為替の自動売買システムについても、その具体的なロジックや開発者、バックテスト結果などの詳細な情報は一切開示されていません。どのようなアルゴリズムで取引が行われるのかが不明であるため、それが本当に収益を生み出す信頼性の高いシステムであるかどうかの判断は不可能です。

虚偽の謳い文句と「給付金」の罠

本案件のセールスページには、「第7回目の無料モニター募集」「これが最後の募集」「今なら参加者全員に10万円の給付金プレゼント」といった、参加を急がせる煽り文句が多数記載されています。

しかし、実際にLINEに登録し、提供される動画を視聴した結果、明らかになったのは「無料で利用できるわけではなく、有料コミュニティへの参加が必須である」という事実です。そして、「10万円の給付金」も実際には受け取ることができません。

これらの謳い文句は、すべて参加者を誘導するための虚偽情報であると結論付けられます。

喜びの声や実績の信憑性

セールスページには、「利用者の喜びの声」や「導入実績」が掲載されています。しかし、これらの情報も慎重に評価する必要があります。

利用者の声: 掲載されているのは、メッセージのスクリーンショットのみで、人物画像は一切ありません。こうした「喜びの声」は、事業者側がいくらでも捏造することが可能です。テンプレート化された絶賛メッセージしかなく、具体的な成果や体験談が欠けていることから、その信憑性は非常に低いと言えます。

導入実績: グラフや数字が掲載されているものの、これらが本当にEternal Anthemによってもたらされた収益であることを証明する根拠は何もありません。出典や詳細なデータが不明なため、単なる画像操作や虚偽の数値である可能性も否定できません。

結論:Eternal Anthemは推奨できない

以上の検証結果から、Eternal Anthemは以下のような重大なリスクを抱えた案件であると判断します。

  • 運営体制の不透明性: バーチャルオフィスの利用、連絡先の一貫性の欠如など、信頼できる運営実態が見られません。
  • 情報提供者の過去の問題: 畑岡宏光氏が過去に「詐欺まがい」と指摘される案件を多数手掛けてきたという事実は、この案件への関与を避けるべき最大の理由の一つです。
  • 虚偽の謳い文句: 「無料」や「給付金」といった言葉は、参加者を誘い込むための嘘であり、最終的には高額な有料コミュニティへ誘導されます。
  • サービス内容の危険性: バイナリーオプション自動売買の違法性や、システムの詳細が不明であることから、健全な投資案件とは言えません。

これらのリスクを考慮すると、Eternal Anthemに参加することは非常に危険であり、安易に手を出すべきではありません。副業や投資を検討する際は、事業者の信頼性や提供される情報の透明性を徹底的に確認し、甘い言葉に惑わされない冷静な判断を下すことが何よりも重要です。

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