あおきです。

FXの自動売買ツール「i-Vision(アイヴィジョン)」について、「稼げる」という触れ込みを目にして、その実態や評判が気になっている方も多いのではないでしょうか。本記事では、このi-Visionがどのようなツールなのか、販売者情報から価格設定、そして利用する上で知っておくべきリスクまで、網羅的に詳しく解説します。

特定商取引法に関する表記

販売業者:株式会社Logical Forex
運営責任者:工藤 総一朗
所在地:〒130-0013 東京都墨田区錦糸一丁目2番1号 アルカセントラル12F
電話番号:03-6240-4430
メールアドレス:i-vision@logical-forex.com
URL:https://logical-forex.s3.amazonaws.com/i-vision/top/pre202103.html

※一部画像データとしてアップされています

i-Visionプロジェクトという無料オファーからの・・・

i-Visionは、FXの自動売買を目的としたAI搭載型ツールです。このツールは「i-Visionプロジェクト」という無料オファーから始まり、当初の予想通り有料ツールとして正式に販売が開始されました。

  • 販売者: 工藤総一朗
  • 販売元: 株式会社Logical Forex
  • 価格: 498,000円398,000円(税込437,800円)

販売元の株式会社Logical Forexの所在地は東京都墨田区にあり、運営責任者は工藤総一朗氏です。特商法に基づく表記は一通り確認できますが、部の情報が画像データとして掲載されている点には留意が必要です。

なぜAI搭載ツールが一般に販売されるのか?冷静な考察

セールスページでは「AIが自動で稼いでくれる」と謳われていますが、ここで冷静に考えてみましょう。もし本当に「放ったらかしで誰でも稼げる」ほどの有能なAI自動売買ツールが存在するなら、開発者はなぜそれを不特定多数に販売するのでしょうか?

一般的なビジネスの観点から見れば、自ら開発した優れたツールは、他者に公開せず、自社や関係者だけで運用することで莫大な利益を独占するのが合理的です。あえて有料で販売し、しかも多くの人に使ってもらうことで、かえって相場への影響やツールの優位性が失われるリスクもあります。

この点に関して、i-Visionの販売形式は、通常の優れた投資ツールとは異なる目的を持っている可能性が示唆されます。

価格設定に隠されたマーケティング戦略と「特商法」の重要性

i-Visionの価格設定は、非常に巧妙なマーケティング戦略に基づいていると考えられます。

  • 提示価格の変遷:

当初の「適正価格」として599万8,000円(税抜)を提示。

「赤字覚悟の最終価格」として498,000円に設定。

「一度限りの10万円割引」を適用し、最終販売価格を398,000円とする。

こういった流れで価格が下がると割安感を感じることができるとは思いますが、そうは言っても398,000円は決して安くはありません。その辺はダマサれないようにしないとダメですね。

で、この販売価格なんですが特商法表記にもしっかりと明記されています。それがこちら。

もう最初から398,000円で販売するつもりだったのでは・・・

特商法表記に記載されている事柄はすべてが絶対的な効力を持っていますので、セールスページに600万円だの498,000円だのと言った記載は売るために作った話だと思われます。もちろん今回限りの値引きでもないのです。

i-Visionが謳う「限定特典」の真実性とは?

今回のi-Visionには、以下のような限定特典が付与されると案内されています。

  • 限定特典1:i-Vision永続ライセンス
  • 限定特典2:1年間個別メールサポート

永続ライセンスは、通常定期的にかかるメンテナンス費用が不要となるという触れ込みです。しかし、そもそもツールの利用が永続的に保証されるのか、将来的なアップデートや不具合対応がどこまで行われるかは不透明です。

また、「1年間個別メールサポート」は、一見手厚いサポートに思えますが、どれだけの購入者に対応する体制が整っているかは不明です。購入者数が多ければ多いほど、一人ひとりにきめ細かなサポートを提供するのは困難であり、「手厚いサポート」を本当に受けられるかは疑問が残ります。

FX自動売買ツールに潜む根本的なリスク

i-Visionに限らず、FXの自動売買ツールを利用する上で、知っておくべき最も重要なリスクが「ツール依存」です。

セールスページでは「裁量トレード一切なし」「思考ゼロで稼げる」といった言葉が並んでいますが、これは非常に危険な考え方です。

  • 相場は常に変動する: FX市場は、世界情勢や経済指標、突発的なニュースなどによって常に変動します。過去のデータに基づいて構築された自動売買ツールが、常に変化する市場環境に永続的に対応し続けることは不可能です。
  • リスク管理は不可欠: どんなに優れたツールであっても、予期せぬ大きな変動によって大きな損失を出す可能性があります。裁量トレードで培うべき「リスク管理能力」や「相場観」がなければ、ツールに頼り切った運用は非常にリスクが高まります。

FXや投資の世界では、ツールはあくまで「裁量トレードを補助するツール」として活用するのが賢明です。思考を停止してすべてをツールに任せる運用方法は、通常では推奨されません。

特商法に明記された「利益保証はしない」という文言

i-Visionの特商法表記には、以下の重要な一文が記載されています。

本商品に示された表現の受け止め方には個人差があり、必ずしも利益や効果を保証したものではございません。

これは、セールスページで「稼げる」「儲かる」といった言葉が使われていても、販売者側は「利益を保証するものではない」と公的に表明していることを意味します。投資案件である以上、この文言が記載されるのは当然ですが、同時に、ツールを利用しても必ずしも謳われているような利益が出るとは限らないという事実を明確に示しています。

まとめ:i-Visionの利用は慎重に検討すべき

結論として、i-VisionはFXのAI自動売買ツールとして販売されていますが、その価格設定やビジネスモデル、そして投資における根本的なリスクを考えると、安易な購入は推奨できません。

「簡単に稼げる」という安易な言葉に惑わされず、ご自身の資産と向き合い、リスクを十分に理解した上で、慎重に判断することが何よりも重要です。

  • 価格の妥当性: 特商法を確認し、セールスページの価格設定がマーケティング手法である可能性を理解する。
  • ツール依存のリスク: 投資は自己責任であり、ツールにすべてを任せる運用は危険であると認識する。
  • 利益の保証: セールスページの謳い文句はあくまで宣伝であり、利益が保証されているわけではないことを認識する。

これらの点を踏まえた上で、i-Visionがあなたの投資スタイルに合致するかどうか、もう一度冷静に検討されることを強くお勧めします。

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