あおきです。
近年、「スキマ時間でお金を稼ぐ」という謳い文句で登場する副業オファーが急増しています。その中でも特に目につくのが、「おしごとモンキー」というサービスです。
本記事では、この**「おしごとモンキー」が提示する副業内容、報酬体系、そして運営元の信頼性**について、特定商取引法に基づく表記(特商法)の精査を含めた徹底的な検証を行います。
結論から申し上げますが、私たちの調査結果では、このオファーは参加者が実際に稼げる可能性は極めて低く、最終的な目的はオプトインアフィリエイト(個人情報収集)にあると強く推測されます。読者の皆様が怪しい情報に惑わされず、大切な資金や個人情報を守るためにも、ぜひ最後までお読みください。
特定商取引法に基づく表記
販売事業者の名称:株式会社ワイズ
運営統括責任者:吉田健司
所在地:東京都渋谷区本町5丁目36番4号
電話番号:080-8116-1659
E-mail:info@sushi-sky.fun
株式会社ワイズの特定商取引法に基づく表記が示す信頼性の問題
「おしごとモンキー」を提供する株式会社ワイズが公開している特定商取引法(特商法)に基づく表記を詳細に分析すると、企業としての信頼性やサポート体制に重大な懸念点が浮かび上がります。
特に問題視されるのは以下の三点です。
所在地(東京都渋谷区本町5丁目36番4号)の不透明性: Google Map等の調査によると、この所在地は一般的な住宅地の中にあり、企業の本社として機能しているようなオフィスビルやテナントの存在が確認できません。これは、情報提供者である吉田健司氏が、余計なコストをかけずに自宅を拠点として事業を運営している可能性を示唆します。大規模な副業オファーを展開する企業の基盤としては、極めて脆弱であり、事業の永続性や責任体制に疑問が残ります。
電話番号(080-8116-1659)が携帯電話である点: 企業の代表連絡先として、固定電話ではなく携帯電話の番号が記載されているのは、正式な顧客サポート体制が確立されていないことを示唆する重大な問題です。トラブル発生時や緊急の問い合わせに対して、迅速かつ組織的に対応する能力が期待できません。
運営統括責任者(吉田健司氏)と情報提供者が同一人物である点: 責任者が情報提供者と同一であることは、小規模なビジネスではあり得ますが、特商法上の問題点と合わせて考えると、個人事業主レベルの体制で、多くの参加者を巻き込むオファーを運営している実態が浮き彫りになります。
特商法表記の体裁は整えているものの、その内容を精査すると、株式会社ワイズは事業の信頼性や安定性を確保できていないと判断せざるを得ません。
途中から現れる別会社の特商法表記
さらに調査を進めると、「おしごとモンキー」のオファー内で、全く異なる別会社の特商法表記が確認されました。しかも、この表記はコピー&ペーストができないような処理がされており、情報の隠蔽を図っていると見られます。
確認された別会社の表記は「株式会社コンサル」です。
- 販売事業者: 株式会社コンサル
- 運営統括責任者: 早矢仕 裕幸
- 所在地: 東京都豊島区巣鴨4丁目9-5 太陽ビル302
- 電話番号: 03-5050-1174
- E-mail: info@consul-01.com
【検証】 一つのオファー内で、運営元が途中で切り替わる(あるいは複数の会社が関与している)上に、情報の閲覧・取得を困難にしている行為は、運営の不透明性とコンプライアンス意識の低さを示す重大な問題です。これは、何か問題が発生した際に責任の所在を曖昧にするための手法である可能性も否定できません。
「おしごとモンキー」の概要とセールスポイントの検証
「おしごとモンキー」は、「家事や仕事の合間にコツコツ楽しく稼げる」とし、スマホ一つで始められるお仕事を紹介するという形式をとっています。
魅力的な謳い文句の裏付けはあるか
セールスページで強調されている主なポイントは以下の通りです。
- 最短作業時間は30分から
- スキマ時間でOK、在宅でできる
- 怪しい仕事は一切なし
一見すると、非常に手軽で安全な副業紹介サービスに見えますが、その実態を具体的な仕事内容と報酬提示から深掘りします。
具体的な仕事内容と非現実的な報酬設定
「おしごとモンキー」が紹介するとされる具体的な仕事内容は、アンケート回答、データ入力、レビュー作成や商品モニター、SNS投稿やPRサポートといった、一般的なクラウドソーシング系の軽作業が中心です。
これに対し、提示されている報酬目安は以下の通りです。
- 1日30分で1,000円〜10,000円
- 週に1〜2時間の作業で5万円〜10万円
【検証】 これらの軽作業で、時給換算で数千円から数万円(1日30分で1万円の場合、時給2万円)という報酬を得ることは、現在の市場相場から見て明らかに非現実的です。データ入力やアンケート回答の単価は極めて低く、この謳い文句は参加者を惹きつけるための誇大広告である可能性が高いと言わざるを得ません。
「おしごとモンキー」の真の目的と危険
これらの検証結果から、「おしごとモンキー」の真の目的は、参加者を稼がせることではないと判断されます。
真の目的はオプトインアフィリエイト
「おしごとモンキー」は、多額の広告費を使って集客し、参加者に電話番号の入力などの個人情報を求めています。
その最終的な目的は、オプトインアフィリエイトである可能性が極めて高いです。
これはもはや、情報商材ビジネスの“裏口入学”と言えるでしょう。「副業」を謳って人を集め、その実態は「アドレス回収とステップメール営業」の温床。登録者は稼ぐどころか、自ら進んで詐欺まがいの副業案件のターゲットリストに飛び込んでいくようなものです。副業の皮を被ったリストマーケティング商法、その危険性は計り知れません。
つまり、おしごとモンキーは、利用者を騙して悪質な副業サイトに誘導する「仲介役」に過ぎず、利用者が収益を得ることは一切ありません。むしろ、誘導された先で高額な「マニュアル代」や「有料プラン」を騙し取られ、大きな金銭的被害を被る危険性があるのです。
参加者が被る潜在的なリスク
安易に登録や情報提供をしてしまうと、以下のような深刻なリスクに直面する可能性があります。
- 個人情報の流出・悪用: 登録した電話番号やメールアドレスが、別の情報商材販売者や悪質な業者へリストとして転売され、迷惑メールや迷惑電話のターゲットになる。
- 高額商材への誘導: 「稼ぐためには初期投資が必要」「さらに高単価な仕事の権利を買う必要がある」といった名目で、数十万円から数百万円の契約を結ばされ、大金を失う。
- 想定外の展開: 調査で確認された「ご自身で撮ってもらったお写真の送信」といった、当初の副業紹介と異なる不透明な要求に巻き込まれる危険性。
「おしごとモンキー」検証結果の総括:稼げない副業の構造
本検証を通じて明らかになった「おしごとモンキー」の実態を以下に総括します。このオファーは、参加者が収益を得ることを目的とせず、運営者側の利益を最優先にしたオプトインアフィリエイトの構造を持っている可能性が極めて高いと判断されます。
仕事内容に関する結論
紹介される仕事内容は、アンケート回答やデータ入力といった、誰でも簡単に取り組める一般的な軽作業が中心です。これは一見すると間口が広く魅力的に見えますが、これらの作業は市場単価が極めて低いことが現実です。
報酬に関する結論
提示されている報酬は、「1日30分で最大1万円」など、実際の作業量や作業内容から考えると著しく乖離した高額設定です。これは、参加者の期待値を不当に高め、登録へ誘導するための誇大広告と見なすべきでしょう。現実の市場相場とはかけ離れており、提示された報酬が実現する可能性は極めて低いと結論付けられます。
特定商取引法(特商法)表記に関する結論
運営元の特商法表記には信頼性に重大な欠陥が認められました。具体的には、所在地が一般的な住宅地であり、連絡先が携帯電話番号であるという企業としての体裁の不備に加え、オファーの途中で別の会社(株式会社コンサル)の表記が確認されています。これは、何かあった際の責任の所在を曖昧にし、運営の不透明性を高める行為であり、企業の信頼性は失墜しています。
真の目的に関する結論
これらの検証結果から、本オファーの真の目的は、参加者を稼がせることではなく、個人情報を取得し、それを元に他の高額商材やオファーへ誘導することで紹介報酬を得るオプトインアフィリエイトであると強く推測されます。
総評:参加者が負うリスク
「おしごとモンキー」は、甘い言葉で参加者を募るものの、実態は報酬の実現性が低く、運営元の信頼性にも深刻な問題を抱えた危険性の高いオファーです。登録によって個人情報の流出や、その後の高額商材への誘導による金銭的な損失リスクを負う可能性が極めて高いため、絶対に関わらないよう強く推奨します。
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