あおきです。
「株株(KABUKABU)」という投資顧問サービスをご存知でしょうか。ネット上では「稼げるのか?」「詐欺ではないのか?」といった不安の声も散見されます。
本記事では、金融ライターの視点から、運営会社「株式会社NEO」の登記情報や過去の行政処分歴、さらには実際のサービス内容までを3,000字超のボリュームで徹底的に深掘りします。投資を検討中の方が、リスクを最小限に抑えるための「羅針盤」としてご活用ください。
特定商取引法に関する表記
事業者名:株式会社NEO
住所:東京都渋谷区渋谷1-8-6 VORT渋谷宮益坂ビル 5階
電話番号:03-6450-6268
MAIL:info@ask.kabux2.jp
登録番号:関東財務局長(金商)第2801号
代表者氏名:稲垣明徳
結論:株株(KABUKABU)は詐欺なのか?
まず、読者が最も気になっている点からお答えします。
結論として、株株(KABUKABU)は「詐欺サイト」ではありません。
その根拠は以下の3点です。
- 金融商品取引業者としての登録がある: 金融庁(関東財務局)の認可を受けて運営されている。
- 契約内容が事前に開示されている: 料金体系やサービス内容が公式サイトに明記されており、不透明な請求は見られない。
- 無料コンテンツの提供: 強引な課金誘導ではなく、まずは無料情報から試せる仕組みが整っている。
しかし、「詐欺ではない=稼げる」とは限りません。ここからは、なぜこのサービスに「怪しい」という噂が絶えないのか、その裏側に迫ります。
運営会社「株式会社NEO」の正体と不穏な過去
信頼性を判断する上で最も重要なのが運営会社です。特商法表記と登記情報を照らし合わせると、ある事実が浮かび上がります。
会社概要と特定商取引法に基づく表記
| 項目 | 内容 |
| 運営会社 | 株式会社NEO(旧:株式会社CELL) |
| 代表者 | 稲垣 明徳 |
| 所在地 | 東京都渋谷区渋谷1-8-6 VORT渋谷宮益坂ビル 5階 |
| 登録番号 | 関東財務局長(金商)第2801号 |
所在地は渋谷のオフィスビルであり、実体のある企業であることは間違いありません。しかし、注目すべきは「社名の変更履歴」です。
旧社名「株式会社CELL」時代の行政処分歴
法人登記を確認すると、株式会社NEOはかつて「株式会社CELL」という名称で運営されていました。
実は、この「株式会社CELL」時代、金融庁から行政処分(業務停止命令および業務改善命令)を受けています。処分の主な理由は以下の通りです。
- 虚偽の告知: 顧客に対し、「確実に利益が出る」といった事実に反する勧誘を行った。
- 不当な勧誘: 投資助言契約の締結において、誤解を招くような表現を多用した。
現在は代表者が交代し、コンプライアンス体制を刷新したとしていますが、かつて「法令遵守に問題があった組織」であるという事実は、利用者が最も警戒すべきポイントです。
株株(KABUKABU)のサービス内容と料金体系
「株株」のサービスは、独自チャート分析「橋本罫線」を軸にした推奨銘柄の提供です。
無料サービスでできること
登録自体はメールアドレスのみで可能です。無料会員が利用できるコンテンツは以下の通りです。
- 無料推奨銘柄: 毎営業日の夕方に配信。
- 銘柄無料診断: 保有中の銘柄や気になる銘柄の相談が可能。
- 株価材料: 市場の動向をまとめたレポート。
これらは投資のヒントとして活用できますが、これだけで勝てるほど甘くはありません。
有料プランの圧倒的なコスト感
有料プランは、期間やサポート内容に応じて数万円から数百万円まで幅広く設定されています。
| プラン名 | 期間 | 料金(税込) |
| シングルスポット | 単発 | 5,000円〜 |
| Aプラン(スタートアップ) | 1ヶ月 | 30,000円 |
| Cプラン(プレミアム) | 1ヶ月 | 200,000円 |
| 成功報酬プラン | 6ヶ月〜 | 500,000円 + 利益の20% |
ここで冷静に考えるべきは「損益分岐点」です。例えば月20万円のCプランを利用する場合、プラン代金+投資元本に対する利益が20万円を超えて初めて「プラス」となります。投資額が少額(数十万円程度)の人にとっては、「情報料で利益が吹き飛ぶ」リスクが非常に高いと言わざるを得ません。
ネット上のリアルな評判・口コミを徹底調査
SEO的な観点からも、ユーザーが最も検索しているのが「口コミ」です。しかし、驚くべきことに、株株(KABUKABU)に関する具体的な成功事例や批判的な被害相談は、SNSや掲示板でも極端に少ないのが現状です。
- Yahoo!知恵袋: 質問はあるものの、明確な「稼げた」という回答は乏しい。
- X(旧Twitter): 広告や検証サイトの投稿がメインで、一般投資家のリアルなつぶやきが少ない。
この「情報の少なさ」こそが、最大のリスクです。本当に優れた投資顧問であれば、良い評判も悪い評判もそれなりに拡散されるものですが、株株に関しては実態を掴むための「生の声」が不足しています。
株株(KABUKABU)を利用するメリット・デメリット
分析結果をまとめると、以下のようになります。
メリット
- 金融庁登録業者である安心感: 少なくとも違法な無登録業者ではない。
- 無料診断が受けられる: 自分の判断に自信がない時のセカンドオピニオンとして使える。
- 独自の分析手法: 独自のチャート分析に興味がある人には面白い。
デメリット
- 過去の不祥事: 行政処分の履歴があるため、勧誘の言葉を鵜呑みにできない。
- 高いランニングコスト: 利益を出すためには多額の運用資金が必要。
- 透明性の欠如: 利用者の口コミが少なく、実際の勝率が不透明。
【警告】利用前にチェックすべき3つのポイント
もしあなたが「株株(KABUKABU)」への入金を検討しているなら、以下の3点を自問自答してください。
- 運用資金は十分か?: 情報料を支払っても、生活に支障が出ない余剰資金があるか。
- 「絶対」を信じていないか?: 行政処分の原因は「確実に儲かる」という嘘でした。投資に絶対はありません。
- 他の選択肢と比較したか?: 他の老舗投資顧問や、手数料の安いETFなどと比較検討したか。
株株(KABUKABU)は「様子見」が賢明か
株株(KABUKABU)は、決して「即詐欺」と断定されるような怪しいサイトではありません。しかし、「過去の行政処分」と「口コミの少なさ」という二大懸念を抱えていることも事実です。
投資は自己責任ですが、リスクをあえて取りに行く必要はありません。まずは無料情報の範囲で「推奨銘柄が本当に上がっているか」をご自身の手で数ヶ月ウォッチすることをお勧めします。
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